2012-04-06

Today's talk event : April 6, 2012 7pm Toshiaki Tomita <Ash and cheeks>

富田俊明ワークインプログレス作品『灰と頬』をめぐる対談:

4月6日[金] 19時頃~
富田俊明+平野到(学芸員, 埼玉県立近代美術館)


今回、富田が観客やゲストを交えて制作する対談ドローイングは、
彼のワークインプログレス作品『灰と頬』の一環です。第一回ゲスト
は北海道大学メディアコミュニケーション研究院で現代芸術文化論
を教えている堀田真紀子さん。「物質的想像力」「変容」「感覚の祝
祭性」などをキーワードに,縦横無尽に語って行きます。第二回ゲス
トは埼玉県立近代美術館学芸員の平野到さん。富田の初個展以
来,その創作を見続けてきた氏との対談は,主体の営みからどのよ
うに美術が生じてくるのか,その意義について問いかけるものにな
るでしょう。最終日は、古生物学者の伊庭靖弘氏を招いて対話の
ライブを行います。「生命と食」について、美術と科学、異なる見地
から交わされる着地点の予想のつかないクロストークにご注目くだ
さい。

平野到|学芸員
1965年生まれ。現在、埼玉県立近代美術館学芸員。「矩形の森-思考するグリッド」(1994年)、「1970-物質と知覚/もの派と根源を問う作家たち」(1995年)、「イスラエル美術の現在」(2001年)、
「遊びの美術」(2006年)、「長澤英俊展/オーロラの向かう所」(2009年)、「清水晃・吉野辰海」(2012年)などの展覧会を手掛ける。